2020/07/03
もうひとつのムーミン谷
第4回「一緒にコーヒーを飲もうよ!」
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2015年から始まったエッセイを、再録いたします。
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もうひとつのムーミン谷
~フィンランド暮らしの日々から~
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第4回「一緒にコーヒーを飲もうよ!」
「朝のコーヒーなしでは生きられないわ…」
そう、物憂げに呟くのは、ムーミントロールが憧れる、サーカスのプリマドンナ(コミックス『恋するムーミン(筑摩書房)』)。
ムーミン一家も、家が洪水でキッチンが天井まで浸水してしまったときですら、何よりも先にまず、コーヒーを沸かして朝ごはんを食べます。
何気ないシーンで、ムーミンたちの生活に幾度となく登場しているコーヒー。
フィンランドの暮らしの中でも、KAHVI(フィンランド語でコーヒー)は無くてはならない飲み物だと言えるでしょう。
何しろフィンランドの人々は、いわずと知れた大のコーヒー好きで、その国民一人あたりの消費量は世界トップレベルだとか。
実際、それこそプリマドンナのように、「毎朝コーヒーを一杯飲まないと、一日が始まらない」という人は身近にもたくさんいますし、中には「飲まないと、頭痛がしてしまう!」と半ば中毒気味の人も。
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◆高橋絵里香
1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。
現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。
著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)
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