2020/08/28
もうひとつのムーミン谷
第8回「森の恵みは、みんなのもの」
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2015年から始まったエッセイを、再録いたします。
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もうひとつのムーミン谷
~フィンランド暮らしの日々から~
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第8回「森の恵みは、みんなのもの」
「むきだしになったこけももは、黄ばみがかった色。つるこけももは、どす黒い血色。地面の下にすがたをかくしていた、いろいろなこけも地はだをそめはじめていました。それが、だんだんひろがっていって、しまいには、森じゅうに、やわらかな大きなじゅうたんをしきつめたようになるのです(童話『ムーミン谷の十一月(講談社)』)」
7月から9月にかけての間、フィンランドの森はおいしいベリーの宝庫となります。
まさにじゅうたんのように、森の地面は実をつけたベリーの低木でいっぱいになるのです。
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◆高橋絵里香
1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。
現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。
著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)
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