もうひとつのムーミン谷 ~フィンランド暮らしの日々から~ 第20回「ムーミン谷を流れる時間を感じる」|ムーミン公式ファンクラブ WeLoveMOOMIN

2021/2/26

もうひとつのムーミン谷

第20回「ムーミン谷を流れる時間を感じる」

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高橋さんのエッセイが読めるのはムーミン公式ファンクラブだけ。

2015年から始まったエッセイを、再録いたします。

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もうひとつのムーミン谷

~フィンランド暮らしの日々から~

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第20回「ムーミン谷を流れる時間を感じる」

「いま何時」と、ムーミントロールがたずねました。

「八時二十五分」

パパが答えました。

「ぼく、スニフをさがしにいかなくちゃ。まにあうように、とけいをかしてね」

(童話『ムーミン谷の彗星(講談社)』より)

ムーミン一家がこれほど時間を気にしていたのは、後にも先にもこの一回きりだったでしょう。

何しろ、八月七日の午後八時四十二分に、巨大な彗星がムーミン谷に衝突するという予想がされていたのです。

しかもその前に、子猫を探しに行ったスニフを、避難所の洞窟に連れ戻さなくてはなりませんでした。

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◆高橋絵里香

1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。

現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。

著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)

高橋絵里香さんのブログはこちら >>


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