もうひとつのムーミン谷 ~フィンランド暮らしの日々から~ 第26回「本当に大切なものを問う、ヤンソンさんの言葉」|ムーミン公式ファンクラブ WeLoveMOOMIN

2021/5/28

もうひとつのムーミン谷

第26回「本当に大切なものを問う、ヤンソンさんの言葉」

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2015年から始まったエッセイを、再録いたします。

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もうひとつのムーミン谷

~フィンランド暮らしの日々から~

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第26回「本当に大切なものを問う、ヤンソンさんの言葉」

十七年前の六月のこと。フィンランドでの最初の一年が過ぎ、高校の夏休みに日本へ一時帰国していた私は、ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンさんの訃報を知りました。ムーミン谷の物語を読んだことがきっかけで、フィンランドに憧れるようになり、フィンランドに移住した暁にはいつかお会いできたら…。そんな思いは叶う間もなく、恩人とも感じていた人は逝ってしまいました。

小学四年生の頃、夢中になって読んだムーミン童話のシリーズ。それから自然に興味の矛先は、ムーミンから作者のトーベ・ヤンソンさんに、そして彼女の母国のフィンランドにと移っていきました。ヤンソンさんの自伝的小説「彫刻家の娘(講談社)」は六年生のときに手にしましたが、帯にも書いてあったヤンソンさんの言葉は、小学生の自分にはとても衝撃的でした。

「ほんとうに大切なものがあれば、ほかのものすべてを無視していい」

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◆高橋絵里香

1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。

現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。

著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)

高橋絵里香さんのブログはこちら >>


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