もうひとつのムーミン谷 Season2 ~フィンランド暮らしの日々から~ 第1回「白い真冬の瞬き」|ムーミン公式ファンクラブ WeLoveMOOMIN

2021/8/27

もうひとつのムーミン谷 Season2

第1回「白い真冬の瞬き」

ファンクラブ会員登録で購読できるメールマガジン『ムーミンファンクラブ便り』では、月1回フィンランドから、高橋絵里香さんのエッセイをお届けしています。

高橋さんのエッセイが読めるのはムーミン公式ファンクラブだけ。

2015年から始まったエッセイを、再録いたします。

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もうひとつのムーミン谷 Season2

~フィンランド暮らしの日々から~

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ムーミン童話のシーンに、フィンランドの生活を重ねた連載「もうひとつのムーミン谷」を執筆して早数年。ムーミンに憧れ、フィンランドにたどり着いた私は、幼い頃から恋焦がれてきたムーミン谷の世界は、フィンランドという国そのものだったということを知る。変化に富んだ季節、素朴でありながら暮らしを豊かに感じさせる価値観や、マイペースで個性的な人々のことなど、今後は自分の暮らしを通して以前にも増してダイレクトに、魅了されてやまないムーミンのふるさとのことをお伝えしていきたいと思う。

第1回「白い真冬の瞬き」

お寝坊さんのお日さまがゆっくりと昇る、冬本番の真昼(1)。真っ白な雪に反射される光はとてもやわらかで、曇りの日ですら空気が軽い。窓の方が明るいと、それだけで気分もなんだか軽くなるのは、気のせいではないかもしれない。ただ、それもつかの間で、数時間も経たないうちに、再び白い真昼は群青色の闇に沈んでいく。こうしてめぐる季節を重ねて、いつの間にか18年以上もの年月が経っていた。フィンランドへ移ってきたばかりの頃の日々は、昨日のことのように色鮮やかに思いだせる反面、ずっとここでこうやって生きてきたような気もする。

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◆高橋絵里香

1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。

現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。

著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)

高橋絵里香さんのブログはこちら >>


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