2021/10/22
もうひとつのムーミン谷 Season2
第5回「5月の雪」
ファンクラブ会員登録で購読できるメールマガジン『ムーミンファンクラブ便り』では、月1回フィンランドから、高橋絵里香さんのエッセイをお届けしています。
高橋さんのエッセイが読めるのはムーミン公式ファンクラブだけ。
2015年から始まったエッセイを、再録いたします。
***━━***━━***━━***━━***
もうひとつのムーミン谷 Season2
~フィンランド暮らしの日々から~
***━━***━━***━━***━━***
第5回「5月の雪」
気がついたらポカポカとした日が続いていて、日中の気温はプラスの10度を超えるほど暖かくなった。真っ白だった風景から最初に舗装道路が姿を現して、その両脇に積もった雪も見る見るうちに解けていき、秋に枯れ葉を落としたままの木々や枯草が雪の下から出てきた。さぁ、春が来たぞ!来週からは、外でプレーしようねとサッカー仲間と話していたら、5月に入って吹雪になり、冬にも降らないような信じられない量の雪が積もり、辺りは一面また銀世界に戻った。まだ一度や二度は雪が降ってくるだろうとは思っていたけれど、地面に雪の影や形がほぼなくなった状態から、まさか除雪車が出動するほどの量の雪が5月に降るとは思わなかった。
【続きを読むには、ファンクラブ有料コースへの登録が必要です。】
◆高橋絵里香
1984年生まれ。北海道の中学を卒業後、単身でフィンランドに移り、2000年8月にロヴァニエミの高校に入学。4年間の留学を終え、2004年5月に同校を卒業。
現在はオウル大学にて、生物学を学んでいる。
著書には「青い光が見えたから」(講談社)、翻訳には「ムーミンキャラクター図鑑」(講談社)
「もうひとつのムーミン谷」の購読にはファンクラブ有料コースへの登録が必要です。
既に会員の方もログインが必要です。





